2026年10月23日(金)

PHP緊急

PHPに乗っ取りの穴今すぐ更新を

69.3%PHPを使うWebサイトの割合(W3Techs)

PHPに乗っ取りの穴今すぐ更新を(SNSで配信した画像)
SNSで配信した画像

1何が起きた?

緊急の穴が2件、外からサイトを乗っ取られるおそれ

深刻度は?
10点満点で9.2(CVSS)
どんな穴?
ログインなしでプログラムを実行される
攻撃は?
実際の悪用は報告されていない(10/21時点)

何が起きたか

PHPの開発チームは10月21日、外部から任意のプログラムを実行されるおそれのある脆弱性2件を修正した版を公開しました。深刻度はどちらもCVSS v4.0で9.2と、最も高い「緊急」に近い水準です。前日の20日には、重大な修正を出すと事前に予告していました。

なぜ大事か

ログインなどの条件なしに外からサーバーを操作される種類の穴で、PHP-FPMやApacheのmod_phpなど、Webで使われる主な動かし方のほぼすべてが対象です。公式の情報では、実際の攻撃に使われたという記載はありません。

日本への影響

日本でもWordPressなどPHPで動くサイトは多く、サイトを運営する企業や個人が対象になります。国内の事業者の対応状況は、各社の案内を確認する必要があります。

2誰に関係ある?

PHPのサイト、WordPressで作ったサイトも含む

対象は?
PHP-FPM・mod_phpなどほぼ全部
見るだけの人は?
何もしなくて大丈夫
古い版は?
8.1以前は公式の修正なし

何が起きたか

W3Techsの調査では、サーバー側の言語が分かっているWebサイトの69.3%がPHPを使っています。WordPressは全Webサイトの39.6%を占め、これもPHPで動いています。

なぜ大事か

対象になるのはサイトを動かしている側で、サイトを見るだけの利用者が何かをする必要はありません。一方で、同じ調査ではPHPを使うサイトの3割以上がまだ7系以下の古い版で、公式の修正が出ない版も多く残っています。

日本への影響

レンタルサーバーを使っている場合は、事業者が更新することもあるため、まず事業者のお知らせを確認するのが現実的です。

3どうすればいい?

今すぐ更新、修正版が10/21に公開済み

更新先は?
8.5.12 / 8.4.27 / 8.3.36 / 8.2.35
レンタルサーバーは?
事業者の案内を確認
ついでに
8.2は12/31でサポート終了

何が起きたか

修正版はPHP 8.5.12、8.4.27、8.3.36、8.2.35です。8.1以前には公式の修正版は出ていません。

なぜ大事か

PHP 8.2のサポートは2026年12月31日で終わる予定で、それ以降は今回のような修正も出なくなります。古い版を使っているサイトは、この機会に新しい版への移行も検討が必要です。

日本への影響

自社でサーバーを管理している場合は、OSのパッケージの更新情報もあわせて確認してください。

元記事Usage statistics of PHP for websites(W3Techs)php.net / W3Techs・2026年10月21日

海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針