2026年10月23日(金)

MetaAI投資に不安

AIにお金かけすぎ?Meta株が急落

7%決算翌日のMeta株の下落(10/22終値・ロイター)

1何が起きた?

決算は好調、株価は7%安、AI向けの資金集めの計画が嫌われた

決算は?
売上646億ドル、26%増で予想超え
株価は?
10月22日に7%下落(終値)
なぜ?
議決権のない新しい株を出す計画

何が起きたか

Metaは10月21日に7〜9月期の決算を発表しました。売上高は646億ドルで前年より26%増え、市場の予想を上回りました。ところが翌22日、株価は7%下落して取引を終えたとロイターは伝えています。

なぜ大事か

引き金になったのは、議決権のない新しい種類の株を発行するという計画です。AIへの巨額の支出を続けるためのお金集めの手段とみられ、投資家の不安を呼びました。

日本への影響

日本への直接の影響について、報道では触れられていません。

2すごい点・数字

設備投資1450億ドル、今年は最大でこの額をAIの設備に

今年の投資は?
1350億〜1450億ドルの見通し
7〜9月だけで?
設備投資349億ドル
手元のお金は?
フリーキャッシュフローは21億ドルの赤字

何が起きたか

Metaは2026年の設備投資の見通しを1350億〜1450億ドルに絞り込み、下限を引き上げました。7〜9月期だけで349億ドルを使い、本業で稼いだお金から投資を引いたフリーキャッシュフローは約21億ドルのマイナスでした。

なぜ大事か

営業利益率は前年の40%から20%に下がりました。訴訟の和解費用と、AIの計算設備のコストが重なったためです。

日本への影響

日本での投資計画については、今回の決算では触れられていません。

3何が変わる?

AI株が一斉に下落、Metaの急落が市場全体に広がった

ナスダックは?
2.6%下落、6月上旬以来の大きさ
半導体株は?
半導体株指数が6.7%下落
お金の行き先は?
債券など安全な資産へ(ロイター)

何が起きたか

10月22日の米国市場では、ハイテク株の多いナスダック総合指数が2.6%下がり、6月上旬以来の大きな下げになりました。半導体株の指数は6.7%下落しました。一方で米国債が買われ、10年債の利回りは大きく下がりました。

なぜ大事か

Metaの件をきっかけに、AIに巨額を投じる大手IT企業全体への心配が広がった形です。

日本への影響

AI関連の半導体株の下落はアジアにも広がり、韓国の株価指数も大きく下げたと報じられています。

4心配な点・専門家の声

割高を心配する声、ザッカーバーグ氏は「投資は実っている」

専門家は?
「支出を見ると割高と心配に」
CEOは?
AI秘書Museは6週間で1000万人超
課題は?
Museは計算コストが重い(同社)

何が起きたか

投資会社Cherry Lane Investmentsのリック・メックラー氏はロイターに、今の利益とこれから必要な支出を見比べると、投資家はAI関連株が割高だと心配になると話しました。一方ザッカーバーグCEOは「投資は実っている」と述べ、AI秘書のMuseは米国とカナダで最初の6週間に1000万人以上が使い始めたと説明しました。

なぜ大事か

Museは今のところ動かすための計算コストが重く、同社は1年で効率を10倍以上に高めるとしています。新しい株での資金調達について、具体的な計画はまだないとCFOは述べました。

日本への影響

Museの日本での提供時期は発表されていません。

元記事Stocks drop as Meta fans AI worries, Treasuries gain(Reuters)Reuters / 24/7 Wall St.・2026年10月22日

海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針