皮膚がん診断医療AI
10年前のAI、皮膚がんの見分けで、最新の対話AIより古い画像AIが正確だった
- 結果は?
- 生検で確定した200件で、古い画像AIは62%正解。GPT-6とClaudeは42%
- メラノーマは?
- 悪性黒色腫30件のうち、画像AIは13件、Claudeは11件、GPTは8件を正答
- 注意点は?
- 英国の皮膚科医による個人の検証。査読前で、件数も200件と少なめ
何が起きたか
英ガイズ病院の皮膚科医で、キングス・カレッジ・ロンドンにも所属するマグナス・リンチ医師が、皮膚の病変200件(すべて組織検査で診断が確定したもの)の画像でAIを比べました。約10年前に登場した画像認識の仕組み(Inception v3)を約20分学習させたものは62%を正しく診断し、最新の対話型AIであるGPT-6 AstraとClaude Fable 5.1はどちらも42%でした。
なぜ大事か
何でもこなす最新の対話型AIでも、皮膚がんの見分けのような狭い専門の作業では、専用に学習させたAIにかなわない場合があることを示す結果です。ただし医師個人による検証で、件数が少なく査読も受けていません。使ったデータは公開されているため、AIが事前に見ていた可能性もあると本人が書いています。
日本への影響
日本でも、スマホで撮った写真をAIに見せて症状を相談する人が増えています。対話型AIの答えは診断の代わりにはならず、気になるほくろやしみは皮膚科で診てもらうことが大切です。
海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針