2026年10月26日(月)

Johns Hopkins情報漏えい

米名門病院、職員が患者3182人分の一覧表を、許可のない公開AIに入れていた

何が入った?
名前、入院日、カルテ番号、薬、担当医など。社会保障番号や口座は含まれず
いつ発覚?
5〜9月の患者の分。9月下旬の内部調査で見つかり、今月患者に手紙で通知
病院の対応は?
AIの履歴を消させ、AI会社にもデータ削除を依頼。1年間の信用監視を提供

何が起きたか

米ボルティモアのジョンズ・ホプキンス・ベイビュー医療センターで、職員が患者3182人分の情報が入った表計算ファイルを、病院が使用を認めていない公開のAIツールにアップロードしていたことが分かりました。対象は今年5〜9月に受診した患者で、名前や入院日、カルテ番号、投与された薬、担当医などが含まれていました。社会保障番号や金融口座の情報は含まれていないと病院は説明しています。

なぜ大事か

仕事を早く片づけようとして、会社が認めていないAIに個人情報を入れてしまう「シャドーAI」の典型的な例です。病院は職員に履歴を削除させ、AI会社にもデータの削除を求めましたが、一度外部に送ったデータを完全に取り戻せるとは限りません。

日本への影響

日本でもパナソニックの子会社で個人情報が生成AIに入力された問題が明らかになったばかりです。職場でAIを使うときは、会社が認めたツールかどうかと、入れてよい情報かを確かめることが欠かせません。

海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針