2026年11月3日(火)

NASA宇宙望遠鏡の延命

ハッブルを民間の力で延命?、36年働く宇宙望遠鏡の高度を上げる方法について、NASAが企業に情報提供を求めた

何を求めた?
高度600km以上に上げる方法など3つ
なぜ急ぐ?
エンジンがなく、このままだと2033〜34年ごろに大気圏に落ちる見込み
うまくいく?
似た方法の別の衛星は8月に断念したばかり

何が起きたか

NASAは10月29日付で、ハッブル宇宙望遠鏡の高度を上げるミッションについて、民間企業に情報提供を求める文書を出しました。求めているのは、高度を少なくとも600kmまで上げること、性能を高めて寿命を延ばす整備、そして最後に安全に大気圏へ落として処分する方法の3つです。回答の期限は11月30日で、契約を約束するものではありません。

なぜ大事か

1990年に打ち上げたハッブルには自分で高度を上げるエンジンがなく、空気のわずかな抵抗で少しずつ下がっています。NASAは2033〜34年ごろに大気圏に入る可能性が高いとみていて、高度を上げるなら2032年までに行う必要があるとしています。後継となる大型の望遠鏡は2040年ごろまで出てこない見込みで、それまでの空白を埋められるかがかかっています。一方、同じように民間の宇宙機で高度を上げようとした天文衛星スウィフトは、宇宙機の姿勢制御の問題で8月に断念しました。

日本への影響

ハッブルの観測データは世界中に公開されていて、日本の天文学者も多くの研究に使っています。

海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針