Mistral AI新モデル公開
Mistral Large 4
- 何がすごい?
- 中身(重み)を公開したAIとしては最大級の1兆パラメータ。160以上の言語に対応
- 何に強い?
- プログラミングとサイバー防御。同社の測定では悪意ある攻撃の依頼の約97%を断る
- 料金は?
- APIは入力100万トークンで約110円(0.7ドル)。商用利用も可、AI提供事業は別契約
何が起きたか
フランスのAI企業Mistral AIは、10月上旬に試験公開していた大型モデル「Mistral Large 4」の重み(AIの中身)を公開し、誰でもダウンロードして自社のサーバーで動かせるようにしました。全体で約1兆パラメータの「専門家混合(MoE)」型で、文章に加えて画像も読めます。APIの料金は入力100万トークンあたり0.7ドル(約110円)、出力は2.1ドル(約330円)です。
なぜ大事か
これまで最上位クラスのAIは、OpenAIやGoogleのように中身を公開しない形が主流でした。1兆パラメータ級の重みが公開されると、企業が自分の環境で動かしたり、独自に調整したりできます。同社はコード作成とサイバー防御に強いとしていますが、成績はいずれも同社や協力企業の測定で、第三者の検証はこれからです。同社自身も、実際の攻撃に悪用されるおそれがあるとして安全対策を見直すとしています。
日本への影響
マイクロソフトのクラウド(Microsoft Foundry)などでも提供されるため、日本の企業も使えます。日本語を含む160以上の言語に対応すると同社は説明しています。
海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針