AnthropicNVIDIACoreWeave初めて出た数字
売上は半年で約2.6兆円・前年の14倍
Anthropic上場10/26に上場を申請。米ナスダックに記号「ANT」で

1上場申請
Claudeの会社が上場を申請
- どこに上場?
- 米ナスダック。銘柄の記号は「ANT」
- いつ?
- 11月中旬の上場を目指すと報道。株価はまだ空欄
- 日本は?
- 日本でも株の売り出しをする計画(日本の取引所には上場しない)
何が起きたか
Claudeを作るAnthropicは10月26日、株式上場に必要な書類(S-1)を米国の証券取引委員会(SEC)で公開しました。米ナスダックへの上場を申請しており、銘柄の記号は「ANT」です。1株の値段や売り出す株の数はまだ空欄で、報道では11月中旬の上場を目指しているとされます。
なぜ大事か
これまで非公開だった売上や赤字などの数字が初めて公になり、AI企業のお金の実態がわかります。上場すれば、一般の投資家もAnthropicの株を買えるようになります。
日本への影響
書類によると、売り出しは日本、オーストラリア、カナダ、欧州の一部、スイス、英国でも行う予定です。ただし日本の取引所に上場する予定はありません。
2初めて出た数字
売上は14倍、赤字も巨額、非公開だったお金の数字が初めて公に
- 売上は?
- 今年1〜6月で約2.6兆円(163億ドル)。2023年は年約65億円だった
- 赤字は?
- 1〜6月で約12.8兆円。ただし約11.4兆円は会社の値上がりによる会計上の損
- 計算の土台は?
- Amazon・Google・NVIDIA・AMDのチップを使い分け
何が起きたか
書類によると、Anthropicの売上は2023年が約65億円(4100万ドル)、2024年が約610億円(3億8600万ドル)、2025年が約7300億円(46億ドル)でした。2026年1〜6月は約2.6兆円(163億ドル)で、前年の同じ時期の約14倍です。1〜6月の最終赤字は約12.8兆円(807億ドル)ですが、そのうち約11.4兆円(724億ドル)は、会社の価値が上がったことで、将来株に変わる借金(転換社債など)の評価額が増えた分の会計上の損です。
なぜ大事か
売上の伸びは非常に大きい一方、会計上の赤字も巨額です。赤字の大半は現金が出ていったものではありませんが、計算に使うチップやデータセンターへの投資も大きく、投資家は利益が出るまでの道のりを見極めることになります。
日本への影響
金額は1ドル=158円で換算しています。Claudeを使っている日本の企業や個人にとっても、提供する会社のお金の状態がわかる資料になります。
3日本の工場も
AIチップの部品日本で3倍に、NVIDIAが部品メーカーと生産を大きく増やす
- 何をする?
- チップの土台になる基板の生産を、3年で2.5倍に増やす
- 日本は?
- 岐阜のイビデン大野工場の生産を3倍に。NVIDIAが代金を前払い
- 社長の言葉
- 「需要は桁外れ。足りないのは生産能力だ」(フアンCEO)
何が起きたか
NVIDIAは10月21日、AIチップを作るための部品の生産を、取引先と一緒に大きく増やすと発表しました。チップの土台になる基板は、イビデン、サムスン電機、台湾のユニマイクロンとの契約で3年間に2.5倍にします。岐阜県大野町にあるイビデンの大野工場には、NVIDIAが数十億ドル規模の前払いをして、生産能力を今の3倍にする計画で、増産分は2028年1〜3月から動き出す予定です。
なぜ大事か
AIチップはNVIDIA自身の工場ではなく、多くの部品メーカーの協力で作られています。フアンCEOは「需要は桁外れ。足りないのは生産能力だ」と述べており、AIブームの勢いが部品の取り合いにまで及んでいることがわかります。
日本への影響
日本のイビデンが、NVIDIAのAIチップを支える重要な部品メーカーとして名前を挙げられています。AIの投資の波が、日本の製造業にも直接届いている例です。
4AIバブルの不安
AIのクラウド会社倒産の不安、GPUを貸す米CoreWeaveの借金に警戒が強まる
- 何が起きた?
- 倒産に備える保険の料金が、年11%ほどに上昇(10月中旬)
- なぜ?
- 1〜6月の設備投資は約2.2兆円。稼いだ現金の約4倍
- 広がりは?
- オラクルやソフトバンクにも不安が広がっていると報道
何が起きたか
AI用のGPUを企業に貸し出す米CoreWeaveについて、倒産したときに備える保険(CDS)の料金が、10月中旬に借金の額の年11%ほどまで上がったと報じられています。同社の今年1〜6月の設備投資は約2.2兆円(141億ドル)で、本業で稼いだ現金の約5800億円(37億ドル)を大きく上回っています。
なぜ大事か
AIのデータセンターを借金で急いで増やす会社に、投資家が不安を感じ始めています。今朝伝えたマスク氏の「AI以外に収入のない会社にはお金が回らない」という発言とも重なる動きです。同社のCEOは、売上の受注残があるので借金は返せると反論しています。
日本への影響
報道では、ソフトバンクなどAIに大きく投資する企業にも警戒が広がっているとされ、日本の株式市場にも影響が出る可能性があります。
海外の報道や各社の発表をもとに、ai.1min.news が日本語でまとめました。AIの使い方と編集方針